映画”エンディングノート”

今日は久しぶりに映画を見に行きました^^。

それも超マイナー映画だと思われる”エンディングノート”というドキュメンタリー映画です。
今週水曜にバンドの仲間から,いいよ,という話を聞き,映画の公式HPを見て,がん告知されてから人がなくなるまでの実話なんて,今まで見たことないし,人が実際に死に向き合うのってどんなんだろう・・・という興味もあり,今日までだというので慌てて見に行きました。最終日の最終時間だからか? 多くても10人程度だろうなあ・・・と思いきや,小さな映画館に30人ほどの人が入っていて,ビックリです!結構若い人も来ていて,この映画の魅力はナンだろうなあ・・・と。

主人公は退職した男性。出てくる人は皆さん,ホントの人たちです。65歳まで働いていた男性は,ある時胃がんが見つかったのですが,それがステージⅣで,身体のあちこちに癌が転移しており,手術不可能なほどでした。

でも男性は決してめげません。最近,就活や婚活という言葉がありますが,彼は”終活”を始めるのです。いろいろな準備を念入りにしますが,家族との時間を大切に丁寧に生きていきます。家族も病気だからと特別扱いせず,けれども暖かく男性を支え続けます。なので医師も驚くほど,身体が元気そうなのですが,ある時を境目に急に体力が落ち,入院して5日目くらいに亡くなります。

亡くなる直前に,男性は奥様に「愛しているよ」と。奥様は男性に,もっと大切にしてあげたかった,という涙の告白。仲のいいご夫婦だったのだなあと,結婚したての私も感慨深いものが・・・。亡くなった後も,家族が円満に,また奥様が一人ぽっちにならないように,”エンディングノート”にきちんと心配りして書かれたものが葬儀の映像の中で読まれていて,男性の奥様に対する愛情の深さが伝わってきました。

この男性は,何故か亡くなる前にカトリック教会に行き,洗礼を受けたいと申し出ます。実際は,病床洗礼に信者でもない娘さんがマニュアル本?を見ながら,洗礼を施しているのにはビックリしました。映像で見る限り,う~ん信仰を持たれていたのかどうかは疑問ですが,それでも男性は死ぬことは怖いことではなく,天国へ,楽しい所へ行くというふうに捉えていて,それが男性を支えていたのかなあ。

トルストイの「イワン・イリッチの死」という短編をかなり前に読んだことがありますが,その小説では,不治の病でもうすぐ死ぬことを自覚しつつある男性が,ベッドの中から家族の様子を見ながら,一人で死に向き合いながら,真の自分自身と向き合わざるを得ず,悶々と考える様子が描かれています。

今日のこの映画を見ながら,この本のことも思い出し,人が絶対に避けられない「死」に向き合うことの大切さを改めて思ったし,毎日一日を感謝して終えられたら,人生そのものが感謝に満ちたものになるんだろうなあと思いました。・・・といろいろと考えさせてくれた映画でした。もし,皆さまの町で上映されることがあれば,興味のある方はぜひどうぞ^^。”エンディングノート”の公式HPはこちら

ところで,いつか新聞に載っていたカピバラの温浴の様子です。
まったりしていていいなあ(^O^)/ 来週から高松は雪の予報も出ていて・・・寒そうです。
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by mignon-anne | 2012-01-20 22:53 | ひとりごと
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